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- 伊藤博文と韓国統治
-
初代韓国統監をめぐる百年目の検証
シリーズ・人と文化の探究 6
- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2009年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784623054398
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[BOOKデータベースより]
日本近代化推進の中心となった伊藤博文は、晩年に韓国統監としていかなる統治を行ったのか。伊藤をどのように評価するかは、日韓の歴史認識問題を考えるうえで最も主要な争点だ。その評価の相違は、まさに日韓の歴史認識ギャップを象徴している。初めての日韓共同研究の成果に基づいた本書では、伊藤博文と韓国統治の実態をわかりやすく紹介する。伊藤博文没後百年記念出版。
第1部 韓国統治の展開と国際関係(伊藤博文の韓国統治―ハーグ密使事件以前;明治政府の韓国支配政策と伊藤博文;伊藤博文の韓国儒教観;イギリスから見た伊藤博文統監と韓国統治)
[日販商品データベースより]第2部 韓国統治と法の支配(統監府司法改革の着手;伊藤博文の韓国司法政策とその帰結;日本の最終的条約改正と韓国版条約改正―国際協調下の帝国的膨張と「日韓協同」主義の変質)
第3部 韓国統治をめぐる思想(伊藤博文の韓国統治と韓国ナショナリズム―愛国啓蒙運動と伊藤の挫折;知の嚮導としての韓国統治)
第4部 朝鮮における伊藤博文の記憶(伊藤博文暗殺事件の波紋―警察資料に見る朝鮮人社会の状況;植民地期の安重根に関する朝鮮人社会の記憶―「伊藤博文狙撃事件」をめぐって;植民地時期朝鮮における伊藤博文の記憶―京城の博文寺を中心に;植民地の記憶と日韓関係;違等博文研究の基礎史料)
政治、思想、法制度、狙撃事件…。伊藤博文の統治はいかに評価されるのか。初めての日韓共同研究の成果に基づいた本書では、伊藤博文と韓国統治の実態をわかりやすく紹介する。伊藤博文没後100年記念出版。