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- 逃亡くそたわけ
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- 価格
- 440円(本体400円+税)
- 発行年月
- 2007年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062758062
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:4)
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
うつ病で入院させられている20歳の主人公の花ちゃんが同じく入院患者の『なごやん』を巻き込んで病院を脱走して福岡から大分、宮崎、鹿児島へと続くロードムービー。なんだか重たい話のように思われるかも知れませんが、この二人のやりとりが笑えます。何故『なごやん』と呼ばれているのか?何故『なごやん』は出身地を偽って標準語を話しているのか?全体的に笑える要素が多くて読んでて楽しかったです。九州に土地勘がある方でしたらより楽しめると思います。作者の趣味でしょうが逃走中の車の中で流れている音楽は実在のロックバンド『theピーズ』の曲で、こちらに興味がある人にも是非読んでいただきたいです(ずーこずーこ/男性/30代)
- sige
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“九州路軽犯罪旅行記”
冒頭の“亜麻布20エレは上衣1着に値する”が一体何を意味するのかずっと分からないまま読み進む。
物語は博多の百道の“精神病院”から脱走する逃亡紀行。これが九州の名所をあちこち回り、あちこちでとんでもないことをやらかす。逃亡がうまいこと行くか、よりもこの犯罪の方がハラハラする。どこを通ったか地図を調べながら読んだが、文庫本のラストに地図がちゃんとあった。それにしても冒頭のあの言葉はこの作品とどんな関係があったのだろうか。
[BOOKデータベースより]
「どうしようどうしよう夏が終わってしまう」軽い気持ちの自殺未遂がばれ、入院させられた「あたし」は、退屈な精神病院からの脱走を決意。名古屋出身の「なごやん」を誘い出し、彼のぼろぼろの車での逃亡が始まった。道中、幻聴に悩まされ、なごやんと衝突しながらも、車は福岡から、阿蘇、さらに南へ疾走する。
[日販商品データベースより]「どうしようどうしよう夏が終わってしまう」軽い気持ちの自殺未遂がばれ、入院させられた「あたし」は、退屈な精神病院からの脱走を決意。名古屋出身の「なごやん」を誘い出し、彼のぼろぼろの車での逃亡が始まった。道中、幻聴に悩まされ、なごやんと衝突しながらも、車は福岡から、阿蘇、さらに南へ疾走する。(講談社文庫)
「どうしようどうしよう夏が終わってしまう」軽い気持ちの自殺未遂がばれ、入院させられた「あたし」は、退屈な精神病院からの脱走を決意。名古屋出身の「なごやん」を誘い出し、彼のぼろぼろの車での逃亡が始まった。道中、幻聴に悩まされ、なごやんと衝突しながらも、車は福岡から、阿蘇、さらに南へ疾走する。