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[BOOKデータベースより]
一九九〇年代後半から加速度的に顕在化した雇い方・働かせ方に関する企業労務の展開からもたらされた、雇用形態の多様化、ワーキングプアの急増、働きすぎの人たちと働けない人たちの共存、労働条件が悪くても声をあげられないこと…つまり、“労働問題”こそが、日本をまぎれもなく格差社会とさせているのだ。格差社会論はこれまでも数多いが、労使関係の視点から「労働そのもの」をみつめた議論はいまだなかった。本書は、それをみつめつづけてきた著者だからこそ可能となった新しい格差社会論であると同時に、労働研究の到達点から語られる“日本の労働”入門でもある。
1章 労働のパノラマ―労働者の第一次的階層形成
2章 格差と不平等をみる視点
3章 大企業と中小企業の処遇格差
4章 個人処遇としての賃金格差
5章 正規雇用と非正規雇用―女性労働者の位置
6章 正規雇用と非正規雇用―若者たち
7章 「働きすぎ」と「働けない」の共存
8章 「官民格差」と公務員バッシング
9章 困窮する人びととセーフティ・ネットワーク
終章 格差是正と労使関係