内容情報
[BOOKデータベースより]
[BOOKデータベースより]
歴史上ずっと、訪れる人に街の鍵を渡すならわしが続いてきた。特別な客には二つの鍵を、とりわけ特別な客には三つの鍵を。荒れ狂う嵐にさらわれて、少年が降り立つた先は、魔法と伝説の街、プラハ。少年はプラハにまつわる伝説を読み、読み終わるごとに金の鍵が残される。闇と夢の絵本作家ピーター・シスが描き出す少年の思い出、プラハの光と影。
[日販商品データベースより]ぼくが乗った気球はあらしにさらわれ、プラハの街に舞い降りた。どこからともなく不思議な猫があらわれ、その猫について街をさまよい、街にまつわる伝説を読み進めていく。読みおわるたび、ぼくの手には金の鍵が残り…。
チェコのプラハで育った作者が描く、プラハの夢と闇。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ドーナツペンタくん
-
価格：1,430円（本体1,300円＋税）
【2022年06月発売】
- かぼちゃスープのおふろ
-
価格：1,540円（本体1,400円＋税）
【2022年11月発売】
- 薄紫のレオタード
-
価格：1,210円（本体1,100円＋税）
【2023年04月発売】
のマークが目印です。
なんとも不思議な絵本です。幻想的であり、暗示的であり、知らず自分を取り囲んでしまう原風景のような絵本です。
チェコスロバキアのプラハで育ち、歴史の中で大きな荒波を越えてきた、ピーター・シスだから描ける世界かもしれません。
どこか沈んだ風景の中で見え隠れする幾多の人間たちが印象的です。
三つの鍵を開けて辿り着いたところは、ピーター・シスの育った家と家族の団欒という、意味深なエンディングでした。（ヒラＰ２１さん 60代・千葉県 ）
【情報提供・絵本ナビ】