老いの人類学

Ｓｅｋａｉｓｈｉｓｏ　ｓｅｍｉｎａｒ　

世界思想社
青柳真智子　

• 価格: 1,980円（本体1,800円＋税）
• 発行年月: 2004年03月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784790710424

内容情報

[BOOKデータベースより]

人類学者と老人は古くて新しい友人である。伝統文化の伝承者・インフォーマントとしての老人ではなく「老い」そのものについて、高齢者の意味、老化のプロセス、老人の生活や意見、社会的地位や役割の分析等を通して考察する。

１　長寿のシマ沖縄の高齢者たち
２　敬われる老人たちの姿―ベトナムの国家、村落、家族による処遇
３　アラブ・イスラーム社会における「老い」―若齢社会チュニジアの老人たちの肖像
４　歴史の狭間を生きたアボリジニの老人たち―アボリジニ政策に翻弄された「長老」たち
５　今を生きるイヌイトの老人―知識と技術の宝庫
６楢山節の比較文化考―昔の老人と今の老人はどちらが幸せか
７　老後をどう生きぬくか―ロシア極東の高齢者
８　アメリカ中西部ホームタウンの「独身」高齢男性―ケアリング精神の実践者たち
９　「ヘルピング」と「世話をする」―アメリカ人の自立と介護

[日販商品データベースより]

伝統文化の伝承者・インフォーマントとしての老人ではなく「老い」そのものについて、高齢者の意味、老化のプロセス、老人の生活や意見、社会的地位や役割の分析などを通して考察する１冊。