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- 沈まぬ太陽 1(アフリカ篇・上)
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- 価格
- 781円(本体710円+税)
- 発行年月
- 2001年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101104263
[BOOKデータベースより]
広大なアフリカのサバンナで、巨象に狙いをさだめ、猟銃を構える一人の男がいた。恩地元、日本を代表する企業・国民航空社員。エリートとして将来を嘱望されながら、中近東からアフリカへと、内規を無視した「流刑」に耐える日々は十年に及ぼうとしていた。人命をあずかる企業の非情、その不条理に不屈の闘いを挑んだ男の運命―。人間の真実を問う壮大なドラマが、いま幕を開ける。
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ユーザーレビュー (10件、平均スコア:5)
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- 「今日は、本を読もう。」プロジェクト
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『今日、読みたくなる本』フェアコメント -世界を知った今、何かをせずにはいられない。
出版にあたっても壮絶なストーリーがあったそうです。多くの出版社が日航の内情を描いた作品に気後れする中でこの作品が生まれました。
フィクションながら、これはノンフィクションです。
「よくぞ書いた!」と言われるあっぱれな一冊。
- HonyaClub.comアンケート
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
会社員というありふれた存在の難しさ、厭らしさを思い知らされる作品である。人間は要領良く生きなければいけないのだろうか?違うと思う。主人公の生き方をみならっていきたいと思う読者は多いと思うがそれができないのが今の世の中である。(Grasshopper/男性/40代)
- HonyaClub.comアンケート
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「近現代史<昭和・平成>」レビューコメント
時代を語る大作だと思います(miley/女性/40代)
- HonyaClub.comアンケート
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「近現代史<昭和・平成>」レビューコメント
高度経済成長期の日本、企業戦士の日本人、それにからまる人間と社会の関わり、、、。昭和と限定しなくとも、日本社会の一端が書かれている。(くりこ/女性/50代)
- HonyaClub.comアンケート
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「近現代史<昭和・平成>」レビューコメント
一度は読んでおかなければならない、知らなければならない本だと思います。(rara/女性/20代)
- HonyaClub.comアンケート
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
山崎豊子と言えば、『白い巨塔』や『華麗なる一族』、『不毛地帯』などを著したとして有名。ドラマ化や映画化がさえている作品はたくさんあるが、『沈まぬ太陽』もその一つである。『沈まぬ太陽』のモデルは、日本航空労働組合の元委員長、故・小倉寛太郎氏。彼に関する論評は割愛するが、この作品は実際の出来事を基にした「フィクション」なのだが、さすがは山崎豊子、リアリティーあふれる文体で、見る見るうちに「作品」の世界に引き込まれていく。『沈まぬ太陽』3巻は「御巣鷹山篇」と題し、「日本航空123便墜落事故」を模した事故を中心に著されている。「フィクションだから。」と避けがちな私でも、「読んでよかった。」と心から思えた作品であった。(RICOH/男性/10代)
- ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
寝る間も惜しんで本を読んだのは、この小説が初めてです。この小説を読んで本のすごさを知り、本が好きになりました。重厚感のあるストーリと理不尽さに対する憤りで、読み終わるとクタクタです。御巣鷹山の場面は泣きながら読むことになります。
- HonyaClub.comアンケート
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
電車の中で泣き濡れたことを思い出します。あまりにも悲しく不憫でならない話でしたので、、。恩地元(原市太郎/男性/40代)
- 足猿愛好家
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最高傑作!
こんなにも怒り・悲しみ・感動を覚えた作品はない。ありきたりだけど、これぞ最高傑作!
- はやぶさ
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企業とは何か、正義とは何か、渾身の力作です
山崎豊子はすごい。本作品は長編小説の傑作です。企業にとって、社員にとって、家族にとって正義と何か、人間の尊厳とは何か、考えさせられる作品です。悲惨な航空事故をモチーフにしていますので、苦しい描写もありますが、吸い込まれるように読みすすめることができる作品です。全巻通して読むことをすすめます。