縄文時代の商人たち

日本列島と北東アジアを交易した人びと
新書ｙ　０１２

洋泉社
小山修三　岡田康博　

• 価格: 759円（本体690円＋税）
• 発行年月: 2000年08月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784896914771

内容情報

[BOOKデータベースより]

“商人の発見”が縄文像を書き換える！一万数千年も続いた縄文時代は、実はモノが大量かつ広範囲に移動する時代だった。超高級品のヒスイ、鏃やナイフの材料になった黒曜石、接着剤だったアスファルトなどを、誰が原産地から運んできたのか？経済人類学、民族学、考古学の最新成果をもとに、交易舟を駆使する“縄文商人”の姿を明らかにする刺激的対話集。

序章　縄文商人の発見
第１章　なぜ発見が遅れたのか？
第２章　何をどのように商っていたのか？
第３章　三内丸山が縄文商人の拠点になった理由
第４章　マージナルな縄文商人たち
第５章　縄文商人が活躍した社会とコスモロジー
第６章　交易舟に乗った「海の商人」
第７章　縄文社会の盛衰に対応する商人たち
第８章　三内丸山の消滅と、縄文商人の行方
終章　新しい縄文時代像の可能性に向けて

[日販商品データベースより]

商人の発見が、縄文像を書き換える。交易舟を駆使してヒスイ、コハクなどを交易する“縄文商人”の姿を明らかにする刺激的対話集。