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ユーザーレビュー (3件、平均スコア:4.7)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【癒しの1冊】 タイトルはマニュアル本ぽいけれど、読むと衝撃の内容。少なくとも私にとってはそうでした。「愛」って、もらうことには敏感だけど、与えることをどれだけできているか。また、「愛」という名のもとに、他人が自分の思いどおりになることを要求していないか?人との関係に疲れたり、イライラしたりしたとき、この本を読んで気を静めています。実践できているかは疑問ですが・・。
- HonyaClub.comアンケート
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「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
本なしでの生活は考えられないという位、読書が日々の糧となっています。最近読んだ中で特に感銘を受けたのは、エーリッヒ・フロムの「愛するということ」という本です。もし無人島での暮らしを余儀なくされたと仮定して、そこに一冊だけ本を持っていって良いというのなら迷わずこの本を選ぶと思います。私が選んだのは愛に関する哲学書です。無人島で一人きりになってしまっても、人間らしく心に愛を持ち続けていたいと思うので。この「愛するということ」では、人間が生きていく上で欠かせない愛というものについて、様々な面から多角的にえぐり出しています。愛と一口に言っても、隣人への愛や子供への愛、恋人への愛、または神への愛など、人間の心にはいろいろな愛が宿ります。そいういった愛を具体的に、一つ一つ順を追って解き明かしてくれる本です。哲学書の分野に入る本ですが、愛という身近で人間にとって切っても切れない事柄について書かれているので親近感を覚えつつ読めました。まだ幼い我が子ですが、成長していき読める年齢に達したら、勧めるつもりでいます。
- 学徒
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愛は技術(art)であり、〈技術〉(technique)ではない。
私たちは、「愛される」ことには熱心である。「愛される」ために自分を磨き、人から「愛され」たいと願っている。
多くの人は「愛」を受動的に捉え、能動的に「愛する」技術を知らない。
愛について深く考えたい人にオススメ。
さらに、難しく考えたくない人にもオススメ。
[BOOKデータベースより]
人間砂漠といわれる現代にあり、〈愛〉こそが、われわれに最も貴重なオアシスだとして、その理論と実践の習得をすすめた本書は、フロムの代表作として、世界的ベストセラーの一つである。
第1章 愛は技術か
第2章 愛の理論(愛、それは人間の実存の問題にたいする答え;親子の愛;愛の対象)
第3章 愛と現代西洋社会におけるその崩壊
第4章 愛の習練