ほんまに読んでほしい本”Osaka Book One Project”
【第三回受賞作品】(2015年) 『すかたん』 著者:朝井まかて
江戸詰め藩士だった夫が急死し、大坂の青物問屋に女中奉公に出た知里。戸惑いながらも、次第に天下の台所の旨いもんに目覚めていく。
ただ問題は、人好きはするが、遊び人でトラブルメーカーの若旦那。
呆れていた知里だったが、野菜への純粋な想いを知り、いつしか強く惹かれるように。
おもろい恋の行く末は?
著者:朝井まかて
2008年、『実さえ花さえ』で小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し小説家デビューする。
2013年、歌人・中島歌子の生涯を描いた『恋歌(れんか)』で本屋が選ぶ時代小説大賞2013を受賞。2014年、同作で第150回直木三十五賞を受賞。
同年、井原西鶴を主人公とした『阿蘭陀西鶴』(講談社)で第31回織田作之助賞受賞。
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