新刊展望トップ │ [著者とその本] 原田マハ │ [創作の現場] いせひでこ
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新刊展望5月号
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原田マハ / Maha Harada
1962年、東京生まれ。関西学院大学文学部日本文学科および早稲田大学第二文学部美術史科卒業。馬里邑美術館、伊藤忠商事を経て、森ビル森美術館設立準備室在籍時、ニューヨーク近代美術館に派遣され同館にて勤務。2005年『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞し、デビュー。2012年に発表したアートミステリ『楽園のカンヴァス』(第25回山本周五郎賞受賞)は話題を呼び、ベストセラーに。その他の作品に『ロマンシエ』『モダン』『異邦人(いりびと)』『ジヴェルニーの食卓』などがある。
著作
- 暗幕のゲルニカ
- 20世紀を代表する絵画、ピカソの「ゲルニカ」。国連本部のロビーに飾られていたこの名画のタペストリーが、突然姿を消した…。大戦前夜のパリと現代のNY、スペインが交錯する、華麗でスリリングな美術小説。
- 楽園のカンヴァス
- ルソーの名画に酷似した1枚の絵。秘められた真実の究明に、2人の男女が挑む。興奮と感動のアートミステリ。〈受賞情報〉山本周五郎賞(第25回)
- ロマンシエ
- アーティストを夢見る乙女な美・男子が、留学先のパリの街角で、ある小説家に出会い…。「楽園のカンヴァス」著者が芸術の都・パリを舞台に描く、アートに恋に全力疾走の痛快ラブ・コメディ。
- モダン
- ニューヨーク近代美術館を舞台に描く、5つの出来事。著者ならではの専門的かつ、わかりやすい視点で、芸術の面白さ、そして「MoMA」の背景と歴史、所蔵される作品群の魅力を伝える「美術館」小説集。
- 異邦人
- 京都に滞在中の菜穂。口がきけない画家の一枚の絵に魅せられた彼女は…。京都の移ろう四季を背景に描かれる、若き画家の才能をめぐる人々の「業」。アートとドラマが見事に融合した、著者新境地の力作長編。
- あなたは、誰かの大切な人
- 大好きな人と、食卓で向かい合って、おいしい食事をともにする。単純で、かけがえのない、ささやかなこと。それこそが本当の幸福…。「最後の伝言」「月夜のアボカド」など、小さな幸福を描いた6つの物語を収録。
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