新刊展望トップ │ [ロングインタビュー] 天童荒太 │ [著者とその本] 本城雅人 │ [創作の現場] 似鳥 鶏
2016年 3月号
本城雅人『ミッドナイト・ジャーナル』
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新刊展望3月号
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本城雅人 / Masato Honjo
1965年、神奈川県生まれ。明治学院大学卒業。産経新聞社入社後、産経新聞浦和総局を経て、その後サンケイスポーツで記者として活躍。退職後、2009年に『ノーバディノウズ』が第16回松本清張賞候補となり、同作で第1サムライジャパン野球文学賞を受賞。著書に『スカウト・デイズ』『球界消滅』『希望の獅子』『トリダシ』などがある。
著作
- ミッドナイト・ジャーナル
- 「被害者女児死亡」――世紀の大誤報を打ち、飛ばされた3人の記者。その七年後、児童連続誘拐事件が発生。さいたま支局の関口豪太郎はかつての事件との関連性を疑う。東京本社の藤瀬郁美は豪太郎の応援に合流し、整理部員となった松本博史は二人を冷めた目で見る。間違っているのかもしれない。無意味なのかもしれない。しかし豪太郎は諦めない。タネを撒き、ネタに育て、真実を獲得するために走る。特別な結果を出すのは、いつだって、本気の人間だ。
- 境界
- 横浜中華街から消えた三人の少年。三一年後、一人が遺体で見つかる。犯人は誰か。後の二人はどこに。謎の先には大物華僑の存在が。
- トリダシ
- 「金」「出世」「女」それが、スポーツ紙の本質だ…。熾烈なスクープ合戦。選手も記者も騙し合いの連続。野球小説で定評のある著者が、生き馬の目を抜く、スポーツ紙の舞台裏を描く。
- ボ−ルパ−クの神様
- メッツのクラブハウスボーイ(通称・クラビー)となった二人の青年が、チームのトラブルを解決する、人情味溢れる青春ミステリ。文庫特別書き下ろし、一編を収録した完全版。(単行本版タイトル『ボールパークの魔法』を文庫化・改題)
- LIFE
- 引退間際のプロサッカー選手、一線から退いた刑事、余命8カ月のアウトロー。3人の人生が一転したあの日から22年後、再び運命の歯車が回りだす…。人生の黄昏時に立ち向かう男たちを描いた傑作ミステリー。
- 贅沢のススメ
- 高級品を扱う店を次々と買収するボス・藤浪と、その下で働く若者・古武士。至高の品には、誰も見たことのないドラマが宿る。職人との交流を持ち続ける著者が書き下ろす、一流の人々の生き様。
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