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このマンガがすごい2024
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創作の現場

今月の作品

鸚鵡楼の惨劇
鸚鵡楼の惨劇
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著者関連商品

殺人鬼フジコの衝動
殺人鬼フジコの衝動
一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして新たな人生を歩み始めた十一歳の少女。だが彼女の人生はいつしか狂い始めた。「人生は、薔薇色のお菓子のよう」。呟きながら、またひとり彼女は殺す。何がいたいけな少女を伝説の殺人鬼にしてしまったのか?精緻に織り上げられた謎のタペストリ。最後の一行を読んだ時、あなたは著者が仕掛けたたくらみに戦慄し、その哀しみに慟哭する…。
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インタビュー・イン・セル
インタビュー・イン・セル
一本の電話に、月刊グローブ編集部は騒然となった。男女五人を凄絶なリンチの果てに殺した罪で起訴された下田健太。その母である下田茂子が独占取材に応じるというのだ。茂子は稀代の殺人鬼として死刑になったフジコの育ての親でもあった。茂子のもとに向かう取材者たちを待ち受けていたものは…。
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パリ警察1768
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「殺人鬼フジコの衝動」の著者の原点&ライフワーク作品登場!フランス革命前のパリ。サドの事件を追う私服警官マレーの戦い!
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2013年 9月号
真梨幸子Yukiko Mari

“イヤミスの女王”として人気を博す真梨幸子さんの書斎は、都心のタワーマンション。ペーパーレスを徹底追求した美的空間である。「片付けられないので、初めから物を置かないようにしているんです」。ファックス、プリンターは持たず、「紙を一切使わない」執筆生活。編集者とのやり取りは、原稿から数百枚に及ぶ校正刷りまですべて、紙に出力することなくデータで行う。「こういう生活を始めてから、物をあまり買わなくなりました」

小説は、プロットを立てずに「ゴール地点が見えないまま」書き始める。「登場人物がひとり歩きして、語りかけてきて……。書いている間は夢遊病みたいな状態かも(笑)」。さまざまな要素をコラージュしながら物語を紡いでいくことも多い。

今夏話題のミステリー『鸚鵡楼の惨劇』で は、「洋館」「鸚鵡」「花街」「80年代」「バブル」「スピリチュアリズム」等をコラージュした。物語は読むほどにおぞましいのに、ページをめくる手は衝撃のラストまでノンストップ。恐るべき吸引力、真梨作品の真骨頂なり。

創作の現場

瀟洒な棚に本が少し。これは執筆中の作品の資料。それ以外は収納室に。執筆スタイルは、デジタルメモ「ポメラ」(写真手前の黒い機器)で「いつでもどこでも」。ノートパソコンは原稿の仕上げやインターネット検索で使う。「ポメラちゃんはワープロ専用機のような使い勝手。コンパクト&シンプルでストレスフリーです。集中できるし。パソコンではメールやツイッターに寄り道して結局進まないんです」。常時携帯するポメラにアイデアもメモする。「血まみれ、隣、寝室、みたいな単語だけでも(笑)」

(日販発行:月刊「新刊展望」2013年9月号より)

今月の作品

鸚鵡楼の惨劇
鸚鵡楼の惨劇
1991年、バブル期の西新宿。人気エッセイストの蜂塚沙保里は、名声と、超高級マンションでのセレブライフを手に入れた。でも…。大ベストセラー「殺人鬼フジコの衝動」を超える戦慄のミステリー。
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プロフィール

真梨幸子
真梨幸子
1964年宮崎県生まれ。2005年『孤虫症』で第32回メフィスト賞を受賞し、デビュー。11年に文庫化された『殺人鬼フジコの衝動』が口コミで話題となり、大ベストセラーに。『女ともだち』『ふたり狂い』『みんな邪魔』『四〇一二号室』『インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実』ほか著書多数。
「ザ・タイガース」を始めグループサウンズの大ファン。DVDをBGM代わりに「かけっぱなし」状態。「映像は当時のアイドル映画。あの時代の風俗を知るのにも役立ちます」。『鸚鵡楼の惨劇』でもグループサウンズは重要なファクターとして登場する。

新刊展望のご案内

新刊展望 9月号
新刊展望 9月号
【今月の主な内容】
[まえがき あとがき] 中山七里 七色の毒 七色の変化球
[対談] 大正・昭和の女の子─その時代と暮らし 中島京子・船曳由美
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