[BOOKデータベースより]
身体保護、集団としての同化と差異化、そして美と個性の追求…。「装い」をめぐる歴史と動態の比較から世界の地域と民族の現在を考察する。
座談会1 装う素材と技術の発見と伝播―なにを用いて、どう加工し、いかに染めるのか
論考 人はなぜ装うのか―「装い」の起源と多様な展開からみる
論考 更紗がつなぐ装いの文化―インドからヨーロッパ、アフリカ、そして日本
座談会2 地域性・社会性の表象としての衣服―いつ、どんな場面で、なにを、いかに纏うのか
論考 伝統ある絞り染め布をファッションとしてまとう―装いからみる現代インド社会の変容
論考 「装い」からケニアの現在を読み解く―プリント更紗と生活環境を手がかりに
論考 オーストラリア先住民アボリジニと装い―伝統と近代の織りなしかた
座談会3 現代の「装い」にみる宗教性・ジェンダー・個別化―宗教間・地域間・男女間・時代間の比較から
論考 インドを表象する装いの変遷―都市部の観察からみえる男女差
論考 「加賀友禅」という文化表象―誰がブランドを生み出したのか
人はなぜ装うのか──。
どのような素材や染料を用いて、どんな文様が描かれた服を、いかなる場面で着用する選択をしているのか。
私たちも含む世界の人びとの装いには、個人の嗜好のみならず、帰属する社会や集団の文化や価値観が反映されています。
本書では、衣服の起源から素材や加工技術の発見とトランスナショナルな拡散までの「装い」をめぐる歴史を追い、現代における世界の「装い」の諸相を比較するなかから、装う行為および衣服そのものに表れる民族性や地域性を考えます。
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