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[BOOKデータベースより]
“聖なるもの”“革命”それぞれの限界と可能性を問う。マルクス・ガブリエル京都大学講演。千葉雅也×マルクス・ガブリエル対談を収録。
第1特集 聖なるもの(主幹・江川純一・佐々木雄大)(“聖なるもの”のためのプロレゴメナ(佐々木雄大);対談“聖なるもの”と私たちの生(江川純一;佐々木雄大) ほか)
レポート なぜ、哲学なのか?発言する哲学、越境する哲学(飯田賢穂)
第2特集 革命(主幹・斎藤幸平)(宗教改革は「革命」なのか(深井智朗);ルソーの革命とフランス革命―暴力と道徳の関係をめぐって(鳴子博子) ほか)
小特集 マルクス・ガブリエル(対談 「新実在論」「思弁的実在論」の動向をめぐって(千葉雅也;マルクス・ガブリエル);二〇一八年京都大学講演 なぜ世界は存在しないのか―意味の場の存在論と無世界観(マルクス・ガブリエル(加藤紫苑訳)))
【第一特集「聖なるもの」 主幹:江川純一×佐々木雄大】
〈聖なるもの〉という概念は人間や社会、宗教にとって重要な意義をもちうるのだろうか。それとも、単なる虚構にすぎず、捨て去られるべきなのか。宗教学を軸に、さまざまな分野で語られることば〈聖なるもの〉を問い直す。
【第二特集「革命」 主幹:斎藤幸平】
近年の世間において「革命」は「主流に反対を唱えるだけの時代遅れな野蛮なもの」程度に軽んじられているように見える。しかし革命は自由と平等を論じる際に不可欠な役割を果たしてきたのみならず、革命は主権、暴力、民主主義をめぐる様々な問い誘引してきた。その自由や平等をめぐる問いを改めてここに再構築していく。
単発記事
千葉雅也×マルクス・ガブリエル「「新実在論」「思弁的実在論」の動向をめぐって」マルクス・ガブリエル京都大学講演
「なぜ世界は存在しないのか――〈意味の場の存在論〉の〈無世界観〉」