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[BOOKデータベースより]
デュルケーム『自殺論』(1897)から百余年、「近代化=経済成長の世紀」としての20世紀における自殺のありようを、欧米のみならずインド、中国、ソ連/ロシア、そして日本をも視野に収めて分析、「豊かさ」がもたらす自殺抑止効果を証すと共に、若年層の自殺率の急上昇の謎に迫る、「自殺の社会学」の新しい古典の誕生。
序論 自殺という危機に瀕する世界
[日販商品データベースより]第1章 貧困は自殺から人々を保護するのか?
第2章 離陸―自殺増大の初期段階
第3章 大転換点
第4章 栄光の三〇年間
第5章 ソビエトという例外
第6章 オイルショックと若者の自殺
第7章 自殺と社会階級―その現状報告
第8章 二〇世紀―支配階級が自殺からいっそう保護される
第9章 だがしかし、彼女たちはそこから出ていく…
結論
デュルケーム『自殺論』から100余年、「近代化=経済成長の世紀」としての20世紀における自殺のありようを分析。「豊かさ」がもたらす自殺抑止効果を証すとともに、若年層の自殺率の急上昇の謎に迫る。