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[BOOKデータベースより]
第一部には主に国家・天皇/皇后・植民地といった近代日本の国家体制や社会構造に根ざした問題を扱う論稿を、第二部にはそうした近代日本社会における、文化権力と伝統・正統性をめぐる個別的な事象・動向を中心的に扱った論稿を収めた。
第1部 近代国家「日本」と文化権力(近代日本と能楽 文化権力としての芸能と国民国家;日本の近代化にみる女性と政 朝鮮の女訓書を手がかりとして;国民国家の形成における「天皇崇敬」;勅題の応用とそれによるコミュニケーションの問題―歌会始の外縁に注目して;明治「敗者史観」と植民地台湾―「北白川宮」言説を中心に;日本植民地時代の朝鮮伝統チュムの変化と隠滅)
[日販商品データベースより]第2部 読者・文壇・教育の動向と相関性(織田完之と近代の平将門観―『国宝将門記伝』刊行の前提、画期としての明治三十四年;明治期の文章活動における文壇とその裾野の相互作用―読者が表現者となるとき;子どもの心に訴える国家的英雄の創造と変容―少年の秀吉を中心に;『日本歌学全書』とその周辺;今・ここにある古典学習から考える―「言語文化」を土台にして)
国民国家体制のバリアに覆われてよく見えなかった文学性・芸術性をどう抽出するか。
文学と歴史が交わる領域へのこれからのアプローチの方法。
近代の国民国家体制の下で、国民国家の偉観を表象する文化装置として「伝統」が作動するなか、権力や時代に翻弄され統制され隠滅されたり、あるいは迎合することでその「道」の保存・選択を迫られる文化権力という磁場に注目し、文学や芸術が「時代」を生き抜いてきたリアルな文学史・芸能史の一面を照射する。
第一部には主に国家・天皇/皇后・植民地といった近代日本の国家体制や社会構造に根ざした問題を扱う論稿を、第二部にはそうした近代日本社会における、文化権力と伝統・正統性をめぐる個別的な事象・動向を中心的に扱った論稿を収める。
執筆は、徐 禎完、榊原千鶴、宋 錫源、松澤俊二、? 佩珍、李 鍾淑、鈴木 彰、湯本優希、VAN EWIJK Aafke、平田英夫、菊野雅之。