- 「生きものらしさ」をもとめて
-
藤原書店
大沢文夫
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2017年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784865781175
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[BOOKデータベースより]
「生物物理」第一人者のエッセンス!「段階はあっても、断絶はない」。単細胞生物ゾウリムシにも、ヒトにも“自発性”はある!では“心”はどうだろう?ゾウリムシを観察すると、外からの刺激にかかわらず方向転換したり、“仲間”が多いか少ないかでも、行動は変わる。機械とは違う、「生きている」という「状態」とは何か?「生きものらしさ」の出発点“自発性”への問いから、「生きもの」の本質にやわらかく迫る!
1 講演 “生きものらしさ”とは何か
[日販商品データベースより]2 自発性とは?(ゾウリムシのこと;「ゆらぎ」について―自発の源;自発から意志へ)
3 状態論(状態論で生きものをみる;生きものは“やわらかい機械”をもつか?;筋肉収縮の場合)
幕間 日本の科学者として
4 生きものの“ソフト”を問う―結びにかえて(“古典的な問い”と“現代の問い”と;生きもののソフトは?心は?目的は?;生きもの相互の関係)
日本の生物物理学の創設・開拓・牽引者、大沢文夫のエッセンス!
単細胞生物ゾウリムシの運動を観察すると、外からの刺激なしで方向転換するなど、“ゆらぎ”を内部にもつ生き物のあり方が見えてくる。これは外部の“仲間”との関係でも変化し、「仲間がいるから自発性が大きい」としか表現できないように見える。ゾウリムシからヒトまで、“自発性”のあり方に段階はあっても、断絶はない。“心”もまた同じである。