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- 「認知症七◯◯万人時代」の現場を歩く
-
「人生の閉じ方」入門
飢餓陣営せれくしょん 6
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2017年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784865650761
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[BOOKデータベースより]
認知症になっても地域で暮らしたい!住民と連携して成果をあげているチームがある。システムづくり、病院・施設依存からの脱出法、人材の育成などをつぶさに取材し、どんな地域にも応用できる方法論を提示。生きた現場を見つめ、人生とその「閉じ方」を問う。
第1章 「認知症七〇〇万人時代」に備える地域包括ケアシステムをルポする(滋賀県近江市の永源寺地区 花戸貴司医師を訪ねて 看取り文化をつくった「地域丸ごとケア」―高齢者たちの安心感はどこからくるのか;代表・小串輝男医師に聞きながら 斯界注目の「三方よし研究会」―地域での医療連携はすでに実践されている;埼玉県幸手市東埼玉総合病院 中野智紀医師の取り組みから 「幸手方式」の仕掛け―住民が主体となってはりめぐらす重層的なセーフティネット;高橋紘士(高齢者住宅財団理事長)を訪ねて なぜ地域包括ケアか―施設依存、病院依存から脱する策を実例から探る)
[日販商品データベースより]第2章 「認知症七〇〇万人時代」を支える「ひと」を育てる(在宅ケア移行研究所・宇都宮宏子看護師に聞く 病院と在宅をつなぐ看護師の役割―「退院後」の生活をどうやって再構築するか;板橋区医師会在宅医療センター・井上多鶴子看護師を訪ねて 「療養相談室」を立ち上げて医療と介護をむすぶ―「在宅療養」を支援する具体的内容;地域住民が医療(富山大学と南礪総合病院)を動かす 地域が育てる“総合診療医”―「医療崩壊」地域からの再生を経て;地方移住問題と「地域包括ケアシステム」に触れて 国が奨励する「地方への移住」のあやうさ―「認知症患者」はどこに行けばいいのか)
第3章 認知症高齢者を「被害」から守る―大牟田市の取り組みから(ソーシャルワーカー(大牟田市白川病院)猿渡進平氏に聞く 無断外出を見守る「模擬訓練」と生活支援―こうすれば認知症の人でも地域で暮らせる!;大牟田市保健福祉部池田武俊氏に聞きながら 「認知症ケア」はどう始められていったか―「ケア」をキーワードに市行政も動く;大牟田市白川病院・柿山泰彦氏と中央地区地域包括センター・竹下一樹氏に聞く 認知症ケアと地域づくり―地域に根づき、住民に信頼されるまでのプロセス)
第4章 人生の「閉じ方」と地域包括ケアシステム(ビハーラ医療団・田代俊孝(同朋大学教授)を訪ねて 病と死の「苦」はのりこえられるか―医療とむすびつき仏教本来の力を発揮する;ケアタウン小平クリニック・山崎章郎医師と相河明規医師に聞く がん‐非がん 二つの終末期とホスピス緩和ケア―ホスピスのチームが地域に出向いていく)
第5章 「認知症七〇〇万人時代」の「老い」のゆくえ(「介護殺人」と新幹線焼身自殺事件を手がかりとして 老人クライシスは経済問題か?―「認知症七〇〇万人時代」だからこそ「生老病死」をあらためて考えてみる)
認知症になっても地域で暮らすことはできるのか。住民と地域が連携するシステムの構築と運用、病院・施設依存からの脱出法、人材の育成などをつぶさに取材し、どんな地域にも応用できる方法論を提示する。