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- 明治国家と柳田国男
-
「地方」をめぐる「農」と「民俗」への探求
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2021年08月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784863292307
[BOOKデータベースより]
柳田が描いた真の近代化への途を探る。近代化への煩悶と明治国家の再編を迎えた明治四十年代、その解決策を反近代的手法である民俗学に求めた。明治国家官僚にしてフィールドワーカー・柳田の柔軟性と多様性に富んだ学問と思想をたどる。
1 明治国家官僚への途(柳田国男の少年体験;柳田国男の青年体験―抒情と屈折;明治国家官僚―「農」と「民俗」 ほか)
2 明治近代主義への懐疑―民俗への志向(明治近代主義への懐疑と批判;明治国家の再編運動―地方改良の理念;明治四十年代―柳田国男の思想と行動 ほか)
3 学問体系の樹立(モダニズムと柳田国男;自己認識の学―常民の思想)
近代日本思想史研究と柳田国男
本書は、知の巨人・柳田国男(1875-1962)を、明治国家官僚としての側面と農村各地を視察して民俗学の基礎を築いた側面に光をあて、彼が描いた真の近代化への道筋を探求した好著。近代化の再編が始まった明治四十年代、柳田は「地方」復興の糸口をどこに求めたのか。若き日に体得した身体的感受性でとらえた前近代の世界(民俗)を再評価し、それを基盤にして地方へ「産業組合」普及のための旅を重ねる。民俗学を基礎に、近代的な農政学を駆使して復興の方法を模索した、多様性に富んだユニークな生涯をたどる。
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