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- 寺内正毅と近代陸軍
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- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2019年03月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784863291850
[BOOKデータベースより]
戊辰戦争からシベリア出兵まで。長州閥最後の首魁・寺内正毅(1852‐1919)の実像を、“寺内家旧蔵の「桜圃寺内文庫」や関係文書など膨大な資料”に基づいて初めて描き出し、現代の日韓問題の本質にも迫る本格評伝。
「二つの攘夷」と「二つの保守」
第1章 大楽源太郎と寺内正毅
第2章 寺内正毅のパリとアジア
第3章 帝国日本とアジア主義
第4章 第三代韓国統監から初代朝鮮総督へ
第5章 寺内正毅内閣とシベリア出兵
戊辰戦争からシベリア出兵まで。
寺内正毅(1852−1919)無能説を覆す本格評伝。
寺内正毅(1852〜1919)は、フランス武官時代の経験を陸軍の近代化に生かし、日韓併合後は初代朝鮮総督として反日暴動を軍事力で鎮圧しながら朝鮮の政治を安定させ様々な近代化民主化を断行した。その業績はきわめて大きい。その後、首相時代にロシア革命が勃発し、主戦派の圧力によってシベリア出兵を実行する。その撤退時期を逸したことや同時期におこった米騒動の責任を追及され、前半生の実績が消し去られてしまうのである。本書は戦後つくられた寺内正毅無能説を、封印されてきた膨大な資料をもとに覆す本格評伝。
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