- 〈水俣病〉事件の61年
-
未解明の現実を見すえて
弦書房
地方・小出版流通センター
富樫貞夫
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2017年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784863291614
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
水俣病事件と法
-
富樫貞夫
価格:5,500円(本体5,000円+税)
【1995年11月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
[BOOKデータベースより]
この事件との50年近い取り組みを通して、何が事件の解明を妨げてきたのか、そこから何を教訓として学ぶべきかを、次代の人々に伝えたい。現在、地球上に広がる水銀汚染から新たなメチル水銀中毒の被害を発生させないために。
第1部 “水俣病”研究六〇年の評価と今後の課題(水俣病研究会の足跡;熊本大学医学部水俣病研究班;認定と診断はまったく違う;“水俣病”の疫学調査は世界標準か;「最終解決」の意図するもの)
[日販商品データベースより]第2部 未解明の“水俣病”事件(“水俣病”未認定患者の「救済」―政治解決の意味するもの;チッソの倒産処理と補償責任のゆくえ)
ひとつの公害病として、水俣病が公式に確認(1956)されてから今年(2017)で61年がたつ。この間、水俣病闘争、見舞金契約、認定問題など政治的社会的にさまざまな動きがあった。それは今も続いており、胎児性水俣病などを含めて世界的に水銀汚染が問題になっている。しかし、水俣病はその大半が未解明のままなのである。本書は、初心者も含めて、「水俣病」の病名、メチル水銀汚染の海域の範囲、毛髪水銀値からみた健康影響、社会的な「認定」と医学的な「診断」の違いなど未解明の問題点を講義した、その記録集。