内容情報
[日販商品データベースより]
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柳田國男の母は、女の子はひとりもないのに手毬だけは無上に愛していた。あまった木綿糸があれば自分で手毬をこしらえていた。家の玩具箱にはいつも手毬がごろごろしていた。明治になり、日本全国の手毬歌を集めた本が出された。國男はその書物を読むたびに母を思い出し、いつか「母の手毬歌」の本を出したいと思っていた。母がうたっていた手毬歌の記憶から、各地に伝わる手毬歌の変遷や地域差を表現している。
ほかに、雨乞いの儀式にまつわる「千駄焚き」等を収載している。





















