[BOOKデータベースより]
「人間の責任」を語る時がきた。グローバル化がもたらした困難、地域に頻繁に勃発する紛争、いま世界倫理が求められている!
序論 「自分がされたくないことは人にもしない」という「黄金律」の新開拓
第1部 グローバル公共倫理「自分がされたくないことは人にもしない」の実践(対談 日中交流に不可欠な鑑(福田康夫×王敏);人類運命共同体は、世界が発展するための歴史的な必然である;“人間の責任に関する世界宣言”の背景と思考;文化人類学から『世界はなぜ争うのか』を読む;中国の視座からみた憲法平和主義の行方;人類運命共同体の理念と相互に映える新書;公共理論の中に未来を発見する(発言の要旨);「未来への信仰」・「交わりへの信仰」;Not Impose on Other‐Regulations of International Law on Anti‐War)
第2部 グローバル公共倫理から日中・東アジアの平和発展へ(福田ドクトリン、新福田ドクトリンと日中関係;脱亜入欧 仲違い 和合東亜;福田康夫元首相の南京訪問;世界宗教の対話に参与する儒家の知恵;アジア生態文明の精神的価値とグローバル公共論理の再検証;『世界はなぜ争うのか』から得た日中両国国民感情の改善方法)
終論 「日本と中国が近くなってほしい」
1975年、当時の現職首相であった福田赳夫と西ドイツ元首相ヘルムート・シュミットは、歴史の教訓に学んだ平和倫理を確立するため、インターアクションカウンシル(通称OBサミット)を主導した。それが福田康夫元首相に引き継がれ、黄金律である「己所不欲、勿施于人」(自分がされたくないことは人にもしない)が「世界人類責任宣言」として採択され、世界に向けて発信された。本書はその平和実践ワークショップの記録である。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 周恩来たちの日本留学
-
価格:5,280円(本体4,800円+税)
【2015年09月発売】
- 竹島問題とは何か
-
価格:5,060円(本体4,600円+税)
【2012年12月発売】
- 戦後日中関係と廖承志
-
価格:4,620円(本体4,200円+税)
【2013年09月発売】
- アジアの都市共生
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2005年09月発売】
- カスピ海のパイプライン地政学
-
価格:990円(本体900円+税)
【2021年06月発売】