[BOOKデータベースより]
内部被曝問題や福島第一原発の作業の難しさ、遅れ、あるいは原発再稼働を目指しての評価など、報道が少なくなっている現状をどう打開していけばいいのか。基本的・本質的問題に焦点を合わせた。
第1章 原発過酷事故のおさらい―将来に向けて
第2章 福島第一原子力発電所大事故と被災の現状はどんな実態か
第3章 人・住民への放射能の被曝、苦悩
第4章 放射性廃棄物の量―管理・処理、および核燃料サイクル
第5章 東京電力の大事故とその処理、その経営状態
第6章 原発コスト、廃棄処理費などバックエンド費用
第7章 まとめの前に―原発の再稼働・脱原発は?
第8章 総まとめ―脱原発を目指すのが正しい選択肢であろう
2011年3月11日に発生した福島第一原発の事故は過酷でその被害は今にも及び、残念ながら将来にも厳しい後遺症を残す。被災者の苦悩のみならず、事故現場での対処の厳しい作業も今後数十年続く。また原子炉の廃炉作業は、通常30年ぐらいの時間を要する。放射性廃棄物の処理方法は確立されていない。原子力発電が抱えるさまざまな問題について解説。
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