- 在庫状況:品切れのため入荷お知らせにご登録下さい
- ばらいろのかさ
-
福音館書店
アメリー・カロ ジュヌヴィエーヴ・ゴドブー 野坂悦子- 価格
- 2,530円(本体2,300円+税)
- 発行年月
- 2019年06月
- 判型
- B4
- ISBN
- 9784834083576
[BOOKデータベースより]
ここは、アデルのカフエ「みずたまエプロン」。明るい太陽のようなアデルは、みんなの人気者です。けれども、アデルは雨が苦手。雨がふると、気持ちがしずみ、店のなかにとじこもりました。そんなアデルが、ある日カフェでみつけたものは…。
[日販商品データベースより]アデルは海辺の村でカフェを開いています。週に2回、八百屋のリュカが持ってきてくれた花で、花たばをつくって店のテーブルをかざるアデル。お客さんたちはみんなアデルが大好きです。そんなアデルがただ一つ苦手なのが、雨の日でした。雨がふると、アデルはなにもやる気がせず、店にとじこもってしまいます。雨の日には、気持ちがしずんでしまうのでした。ある雨の日、カフェを店じまいした後におかれてあったものは……。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- にぎやかもりのツリーハウス
-
価格:1,496円(本体1,360円+税)
【2023年04月発売】
- 人形からとどいた手紙
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2023年11月発売】
- のねずみくんちのおとなりさん
-
価格:1,485円(本体1,350円+税)
【2023年04月発売】
雨の日になると、気持ちがしずみ、なんにもやる気がしなくなる。部屋に閉じこもって、太陽がまた顔を出すまでふとんにもぐりこんでしまう。アデルは雨の日が苦手。普段のアデルは、明るく輝き、笑顔の似合う愛らしい女性です。海辺の村でカフェを出し、アデルが大好きなお客さんたちが集まってきます。「ばらと、ひなぎく、チューリップ。」週2回、八百屋のリュカが持ってきてくれた花で、花束をつくってお店のテーブルを飾ります。トレードマークの「みずたまエプロン」をしゃんとしめて、髪にはバラのつぼみをさして。なんて魅力的な女性なのでしょう。この辺りに住む人たちにとって、小さな明かりがいつも灯っているカフェは、もうひとつの「家」。そして、そんなみんなにとってアデルは太陽そのものだったのです。リュカにとってもそう。そんなアデルがただ一つ苦手なもの。……それが、雨の日だったのです。だけど、ある日。カフェを店じまいにした後に、小さな出来事が起こります。あるものが置かれていたのです。いったい誰が? なんのため?アデルの素敵な物語は進んでいきます。バラ色に輝くワンピース、すっとした立ち姿、キュートなエプロンとその笑顔。誰もが憧れてしまう女性、アデル。見ているだけも幸せになってしまうような彼女にも、繊細な一面があるものです。そんな曇った心を動かしてくれたのは、誰だったのでしょう。少し大人っぽいかな、と思っても。子どもたちは、このお話にどんどん惹きこまれていってしまうはず。だって「心が晴れる瞬間」なら、大人にならなくたってわかりますものね!
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
なんともロマンチックなお話です。
雨の日が嫌いなアデルに内緒で届く長靴、レインコート。
最初は忘れ物だと思っていたのが、実は自分への贈り物だと気付き、
最後に傘を贈られた時に、送り主を確信するアデル。
ばらいろ、というのがまた、物語に合っているなと思いました。(tori.madamさん 30代・大阪府 女の子7歳、女の子4歳)
【情報提供・絵本ナビ】