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[日販商品データベースより]
おかゆを食べたくないあまり、うさこちゃんは、ここがおかしのくにだったらいいのに、と思います。そこは、おかしを食べ放題、夜更かしし放題、散らかし放題、なんでもありの、夢のようなくにです。こんなくにがあったら、もう嬉しくて帰りたくなくなるはずです。でも、うさこちゃんはそうではありませんでした。どうしてでしょう。いやなことに出会ったときの子どもの気持ちに寄り添いながら、でもそれでいいの?と先に進むよう促してくれます。
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50年以上も愛され続けているブルーナのうさこちゃん、待望の新刊です。おかゆはおいしいし、からだにとってもよいけれど・・・なんだか食べたくありません。うさこちゃんは考えます。「ここがおかしのくにならいいのに。」 これは子供時代つぶやいていた方も多いのでは?ご飯は食べたくないけどお菓子なら食べる、なんて子もいっぱいいますね。うさこちゃんの考えるおかしのくにはとにかく魅力的。いつもケーキが食べられて、お水の代わりにジュース。雨のかわりに降ってくるのは何と甘いドロップ!(これはきれい。)厳しいきまりだって何にもないのです。いいなぁ、私もいきたいなぁ。 こんな楽しいおかしのくに、だけどうさこちゃんは考えます。「ほんとうにいいのかしら?」ブルーナはいつでもこんなふうにそっとこどもの進む道を教えてくれるのです。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
ブルーナさんの作品だったのでこの絵本を選びました。主人公は想像力があるので素晴らしいと思いました。具体定期に詳細までしっかりと思い描きところが気に入りました。雨が降ってくる場面の描写が美しくうっとりしました。娘にも主人公の様に考える力を持った人になってほしいと思いました。(なびころさん 30代・愛知県 女の子3歳)
【情報提供・絵本ナビ】