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- かはたれ
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散在ガ池の河童猫
福音館創作童話シリーズ
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2005年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784834021486
[BOOKデータベースより]
河童のこどもがやってきた、小さな猫に姿を変えて!小学校中級以上。
[日販商品データベースより]河童族の生き残りの中で、8歳になったばかりの「八寸」と呼ばれる河童が、修行を積んで人の目から姿を隠す術を学ぶため、猫に姿を変えて人間の世界に送り込まれることになった。八寸は麻という女の子の家で暮らすことになり、母親を亡くしたばかりの麻は、猫の八寸に大いに慰められるが、ある日猫を洗ってやると、八寸は河童の姿に戻ってしまったのだった…。心の問題を抱える少女とかわいらしい子どもの河童とのユーモアと感動に満ちたファンタジー。
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「たそかれ」の続編です。むしろ時間軸的には、こちらの方が、少し前の話になります。
「たそかれ」の時にはかっぱの八寸が主人公と思いきや、その後登場したかっぱ不知が主人公でしたので、物語のオープニングで語られていた八尺の物語が、気になっていました。
朽木さんの作品はいくつか読みましたが、登場人物の中の誰かが
(たいていは主人公の側にいる人が、時にはボソッと、時には諭すように)語る想いや言葉がとても心に沁み入ります。
今回は麻のお父さんからの手紙が良かった。
かっぱの話は数ありますが、この物語はあまり妖怪色が強くなりません。むしろイギリスなどで信じられている妖精のように、当たり前に日本に住んでいる生き物の一種でしかないようなイメージでした。
小学校高学年くらいから、中学生くらいのお子さんたちにぜひ、読んでもらいたい、優しいお話です。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子15歳、女の子11歳)
【情報提供・絵本ナビ】