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[日販商品データベースより]
火事が燃え広がるのを防ぐためにまわりの家をこわすだけだった江戸時代の火消しから、蒸気ポンプを馬で引く消防馬車が活躍した明治時代、ポンプ車やはしご車など外国製の消防自動車が登場した大正時代、そして高圧ポンプ車、耐煙救出車、照明電源車など、用途に合わせていろいろな働きをする消防自動車が発達した昭和まで。時代を超えて、火事から人を救う消防の仕事とさまざまな消防自動車を乗り物絵本の第一人者が描きました。
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1981年出版のかがくのともの復刊本です。
ということで、表題の今=1981年なのですね。
それでも、消防の様子を、江戸時代からさかのぼって比較している
貴重な科学絵本です。
もちろん、江戸時代には消防車は存在しませんから、
火消しの様子、服装、道具など、学ぶことができますね。
延焼を防ぐため、周りの家を壊す、という発想も仰天ですね。
近代化が進んだ明治・大正期の消防も、不思議な道具が満載です。
背景に描かれた庶民の服装や建物の様子なども興味深いです。
ヘリコプター救助など、当時としては、最新救助だったことでしょう。
内容的にはやや高度ですが、
幼稚園児くらいから歴史を体感できると思います。(レイラさん 50代・兵庫県 )
【情報提供・絵本ナビ】