- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- ロボット・カミイ
-
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 1982年05月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784834002287
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ぞうのこバナ
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2023年05月発売】
- オズの魔法使い
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2022年12月発売】
- ちのはなし 改訂版
-
価格:990円(本体900円+税)
【1978年10月発売】
- ぼくにはひみつがあります
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2023年02月発売】
- マザー・グースのうた 第1集
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【1989年03月発売】
わがままなロボット・カミイをめぐって、園児達が泣いたり、笑ったり、けんかしたり。
問題が発生してもみんなで話し合って解決していく様が見どころだと思います。
しっかり考え、意見をいいあって、ルールを自らで作り出したりします。
子供社会って意外と自治が成り立っているようで感心しました。
特に私をうならせたのは、たけしの言葉です。
お店やさんごっこでカミイは意地悪ばかりするので、一人グループにさせられてしまいます。「一人でへいき。せいせいする」と豪語するカミイですが、実際商品を作ったり飾り付けをしたりするのは一人ではうまくできず、お客さんが入りません。他のグループのお店が大繁盛しているだけに、みんなカミイがかわいそうになるのですが、その時のたけしの言葉がとっても素敵。
「なんだ、あいつ。一人のほうがせいせいすると言ったくせに、少しも売れない店じゃないか。早く売れるようにしなくちゃ。」
その後、カミイが「僕の店にもテレビと電気スタンドがありますよう」って叫んだらお客さんが入ります。その様子をたけしが見て、ほっとするのです。
可哀想だから手伝ってあげよう、ではなくて、ガンバレと見守っている姿はとても幼稚園生とは思えません。また、ただいじけてるだけじゃなく、声を出したカミイもとても立派です。
こんなやさしさと強さを我が子にも感じてもらいたいものです。
長いので分けて読もうと思っていたのですが、一生懸命聞き入っていたので一気に読んでしまいました。でも、疲れたのでやっぱり2回くらいに分ければよかったです(笑)(ぽめらにーさん 30代・東京都 男の子6歳、女の子3歳)
【情報提供・絵本ナビ】