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- スーホの白い馬
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モンゴル民話
日本傑作絵本シリーズ
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 1982年11月
- 判型
- 規格外
- ISBN
- 9784834001129
[日販商品データベースより]
モンゴルの草原に、スーホという少年がいました。ある日、生まれたばかりの白い馬を拾ったスーホは、その馬を育てることにしました。立派に成長した白馬は、王さまが開催する競馬の大会で優勝するも、王さまに取り上げられてしまいます。しかし、スーホのもとに帰りたい一心で、白馬は王さまのところを逃げ出しました……モンゴルに伝わる楽器、『馬頭琴』の由来となった物語を、横長大判の画面を活かして雄大に描いた絵本です。
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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悲しいけど
悲しみを乗り越えることは必要なことですね。
悲しいけど、それを乗り越えて生きていかなくてはなりません。
- Honya Clubアンケート
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
小学校で習った内容ですが、今でも心に残っています。(ハルルン)
昔、モンゴルの草原に、スーホという貧しい羊飼いの少年がいました。スーホはとしとったおばあさんと二人きりでくらし、大人に負けないくらいよく働きました。ある日、スーホは生まれたばかりの小さな白い馬を拾って帰ります。スーホが心を込めて世話したおかげで、子馬は立派に育ちました。ある年の春、殿様が町で競馬の大会を開き、一等になったもの者は殿様の娘と結婚させるという知らせが伝わってきました。スーホは白い馬を連れて競馬大会に出て、見事一等になります。ところが一等になったスーホが貧しい羊飼いであることを知ると、殿様はスーホにひどい仕打ちをします。モンゴルの楽器「馬頭琴」の由来となった、せつなく悲しい物語です。赤羽末吉氏によるダイナミックな構図の壮大なイラストが、このおはなしのスケールを大きく感じさせてくれます。特に横長の見開きシーンは圧巻です。権力者の不条理な対応に打ちのめされる羊飼い。読み進みながら、憤りとせつなさを感じざるを得ません。小学校2年生の国語の教科書に採用されており、大人と子どもを問わず愛され続けている名作。ぜひ家の本棚に置いておきたい一冊です。
(絵本ナビ事務局長 金柿秀幸)
わたしは、「スーホの白い馬」を読んで、白馬は、とても強くてたくましくて、すごいと思いました。
わけは、オオカミがスーホのかっている二十頭のひつじをさらおうとしたとき、白馬は、ひっしでオオカミとたたかって、スーホが気づくまでがんばっていたからです。
もう1つすごいと思ったりゆうは、とのさまが、たくさんのおきゃくをよんで、さかもりをしたとき、とのさまは、とちゅうで白馬にのって、おきゃくに見せてやることにしましたが、白馬はものすごいいきおいで、とのさまをふりのけて、弓が体じゅうにいっぱいささって、体が弱りはてていても、大すきなスーホのところに走っていったからです。
わたしは、スーホと白馬は、とても強いあいでむすばれていると思いました。
わたしが1ばん心にのこったのは、白馬がスーホのゆめの中に出てきて、
「そんなにかなしまないでください。それよりわたしのほねやかわや、すじや毛をつかって、がっきを作ってください。そうすれば、わたしは、いつまでもあなたのそばにいられますから。」と言ったところです。
白馬は、とてもやさしくて、自分がしんじゃっても、スーホのことを思える、本当にとくべつな馬なんだと、わたしは思いました。
(天使のケーキちゃんさん 10代以下・静岡県 )
【情報提供・絵本ナビ】