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- 歪められた古代天皇『古事記』『日本書紀』に隠された真実
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価格:1,078円(本体980円+税)
【2020年03月発売】
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【2020年03月発売】
[BOOKデータベースより]
神武東征にはじまる『古事記』と『日本書紀』の歴史記述には、世界最古の土器・鉄器文明「縄文文明」という基盤の上に、国家による統制で水田稲作中心の豊かな農耕社会「弥生文化圏」が西から東へ拡大していく古代日本の姿が描かれている。しかし、両書には記述が大きく異なっていたり、重要な史実が書かれていないなど、謎の部分も多い。そこで、本書では『古事記』と『日本書紀』の内容を重ね合わせ、さらに『記紀』より古い文献や漢土・朝鮮半島の史書も引用しながら、歴代天皇による大和統一の姿をリアルに再現していくことで、隠されてきた「日本古代史の真実」を明らかにする。
第1章 神武天皇―孫子が理想とした「覇王の兵」
[日販商品データベースより]第2章 有史八代―血縁ネットワーク拡大と徐福の集団移民
第3章 崇神天皇―蝦夷を撃退して四道将軍を派遣
第4章 垂仁天皇―朝鮮半島からの来訪者
第5章 景行天皇―後漢の属国「奴国」と「面土国」を滅ぼす
第6章 仲哀天皇―神功皇后vs卑弥呼‐孫子を学んだ女将軍の戦い
第7章 息長帯媛天皇―三韓が服属した日本で最初の女帝
第8章 応神天皇―自ら軍神となられた天皇
第9章 仁徳天皇―外戚氏族・葛城氏の跳梁跋扈
第10章 血史四代―あいつぐ身内争い、暗殺と疾病
第11章 雄略天皇―命がけで日本と皇統を立て直す
現在、古代史ブームです。その中、古代史を独自の視点で明らかにしてきたのが家村和幸氏です。日本戦史の専門家で、『古事記』と『日本書紀』の矛盾点に迫りながら、戦史としてこの2冊を読むことで、神武天皇による大和統一の真の姿を明らかにしています。今までにない独自の説で、古代史に新風を吹き込みます。さらに、神武天皇が生まれるまでの歴史の裏に、日本人の優れた歴史と文化があったことも、最新の考古学をふまえて明らかにします。