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[BOOKデータベースより]
女性たちが自分の洋服を自らの手で作る技術を中心とした洋裁文化。1940年代後半から60年代半ばまでの間に一気に形成され、そして消滅したその実態を、デザイナー、ミシン、洋裁学校、スタイルブック、洋裁店、ファッションショーなどの事例から立体的に描き出す。
序章 身体の平等化と民主化の実践
[日販商品データベースより]第1章 デザイナー―時代の主役になった人々
第2章 洋裁学校とミシン―作る=着る人の身体と規律訓練
第3章 ファッション誌―情報としてのファッションとマスメディア
第4章 洋裁店とファッションショー―趣味によって共有される空間
第5章 洋裁文化の消滅―構造はどのようにして次の構造へと移り変わったか
終章 コム・デ・ギャルソン論争とアンアン革命
ファッション史や大衆史からこぼれ落ちる洋裁文化の実態を、デザイナー、ミシン、洋裁学校、スタイルブック、ファッションショーなどの事例から立体的に描き出す。そして戦後の洋裁文化を、「民主化の実践」「消費社会の促進」という視点から再評価する。