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- 「道徳自警団」がニッポンを滅ぼす
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- 価格
- 947円(本体861円+税)
- 発行年月
- 2017年12月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784781650951
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[BOOKデータベースより]
ネット社会が生み出した現代のクレーマーである「道徳自警団」。法律ではなく、道徳的であるか否かでものごとを裁き、テレビ局やラジオ局はもとよりスポンサー企業、雑誌社、ニュースサイトの編集部、市役所や町村役場、著名人や政治家、はては無名の個人にまで電凸、メール、FAX攻撃を容赦なく浴びせる。現在ではそれに恐れをなした有名人が発言を自粛。これこそ現在の日本の「息苦しさ」の正体そのものではないか。本書では具体例をもとに、このやっかいな現代のクレーマーとどう対峙するかの道筋を提示する。
プロローグ 成長なきデフレ時代の申し子「道徳自警団」とは何か
[日販商品データベースより]第1章 なぜネット上の「魔女狩り」が止まらないのか
第2章 なぜ「不倫」報道ばかりに熱狂するのか
第3章 なぜアイドルに「恋愛禁止」を求めるのか
第4章 なぜ「巨悪」より「不謹慎」を憎むのか
第5章 なぜ「高い道徳性」が求められるのか
エピローグ “彼ら”を消滅させる「たったひとつの方法」
文春砲、不倫狩り、自主規制……
なぜ、彼らは「バッシング」に奔(はし)るのか?
なぜ「不倫」報道ばかりに熱狂するのか?
なぜアイドルに「恋愛禁止」を求めるのか?
なぜ「巨悪」より「不謹慎」を憎むのか?
そして、「ネット右翼」「意識高い系」との相関性は?
成長なき「中世化」社会の「不寛容」なネット住民
この「やっかいな人々」と、どう対峙するか?
◎〈彼ら〉は何を取り締まっているのか
◎なぜベッキーだけがここまで叩かれたのか
◎「若気のいたり」と「犯罪」のあいだには距離がある
◎舛添要一前都知事は本当に「悪人」だったのか
◎「よくできた話」だらけのウェブニュース
◎「教育勅語」は日本人の道徳観を高めたか
■ネット社会が生んだ「息苦しさ」の正体
ネット社会が生み出した現代のクレーマーである「道徳自警団」。法律ではなく、道徳的であるか否かでものごとを裁き、テレビ局はもとよりスポンサー企業、雑誌社、ニュースサイトの編集部、市役所、町村役場、著名人、政治家、はては無名の個人にまで電凸、メール、FAX攻撃が容赦なく浴びせる。現在ではそれに恐れをなした有名人が発言を自粛。これこそ現在の日本の「息苦しさ」の正体そのものではないか。本書では具体例をもとに、このやっかいな現代のクレーマーとどう対峙するかの道筋を提示する。