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- にっぽん猫島紀行
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- 価格
- 947円(本体861円+税)
- 発行年月
- 2017年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784781650876
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【2016年03月発売】
[BOOKデータベースより]
現代日本は、東京オリンピックを目前に控え、確かに豊かで、銀座の街中の残飯を食い争うノラ猫も見受けなくなった整除された社会環境である。人間は、もともとヤマネコであった猫を飼いならし、ペットとして寵愛してきた。近年、猫ブームが巻き起こっているが、その裏では年間7万頭の猫が殺処分されている。身勝手な人間の“飼い捨て”が生んだ結果である。猫にとっての天国は都会にはない。むしろ少子高齢化が象徴的に進む島々こそ、猫にとってのパラダイスなのである。島々に暮らす猫とひとの真実とは…。
ノラ猫の恋 福岡県・相島
[日販商品データベースより]アートと猫と夕日 香川県・男木島
なぎさの家の子どもたちと夢の猫 福岡県・地島
不思議の島の猫 宮城県・田代島
島の誇りと猫たち 愛媛県・青島
猫の幸せを決めるのは 岡山県・真鍋島
暮れゆく島の猫 香川県・佐柳島
楽園の理想を掲げよ 香川県・男木島再訪
「天売猫」族の未来 北海道・天売島
神の島に抱かれて 沖縄県・竹富島
大楠の木の下で 香川県・志々島
山根明弘先生インタビュー
"猫を見れば、その社会がわかる!
北海道から沖縄まで10の島々を巡る、にっぽんのジレンマ
「猫博士」山根明弘氏推薦
世界第3位の経済大国「現代にっぽん」は、国際比較すれば、東京オリンピックを目前に控え、確かに豊かで銀座の街中の残飯を食い争う猫も見受けなくなった整除された社会環境である。
人間は、もともとヤマネコであった猫を飼いならし、ペットとして寵愛してきた。近年は猫ブームが巻き起こっているが、その裏では年間7万頭の猫が殺処分されている。人間の身勝手な寵愛と裏腹の“飼い捨て""が生んだ結果である。
猫にとっての天国は都会にはない。むしろ少子高齢化が象徴的にすすむ島々こそ猫にとってのパラダイスなのである。北海道から沖縄までの10の猫島と人々の暮らしの実像に迫ったノンフィクション!"