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[BOOKデータベースより]
民主化と宣教師―1873年の高札撤去以降に再開された日本におけるキリスト教宣教は、軍国化の流れのなかで再びその道を閉ざされた…。太平洋戦争の戦前・戦中・戦後における海外ミッションとキリスト教信徒の動きを、とくにパブテスト派を中心に追い、戦後日本の形成期に宣教師らの果たした役割を探る。
第1章 対日宣教と太平洋戦争の影響―北アメリカ・ミッションの動き(対日宣教政策のはじめ;日米の思惑―東アジア委員会戦後計画委員会報告からみえてくるもの ほか)
[日販商品データベースより]第2章 北アメリカ外国伝道協議会による日本研究―宣教の中断(日本研究の概要;開戦前の日本への宣教政策 ほか)
第3章 日本のキリスト教各派の合同と社会(各派の統合;日本バプテストの合同 ほか)
第4章 日本占領政策とキリスト教宣教(アメリカによる占領;敗戦と宣教再開への道 ほか)
第5章 日本の戦後復興期(アメリカのキリスト教単一教派の動き;復興期の婦人達 ほか)
明治以降の日本における宣教活動、および
戦後占領政策とキリスト教宣教の関連を
残された資料から解明する。
1873年のキリスト教禁制の高札撤去により、
日本におけるキリスト教宣教は認められた。
これにより、
各海外ミッションにより教派形成が進められていくが、
太平洋戦争が勃発。
戦況に対してアメリカのキリスト教団体は、
日本宣教にどのように対応したのか、
そして戦後の日米のキリスト教団体の動きは
どのようなものであったのか。
戦後日本の形成にキリスト教宣教は
どのような影響を及ぼしたのか
を、特にバプテスト派の動きを中心に探る。