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合衆国における労働の文化表象
彩流社 日比野啓 下河辺美知子
点
ポストモダン社会において「労働」は消滅したか?気鋭の論考11篇が解き明かす、労働の新たな表象群。
序 「労働」は消滅したか―合衆国における労働の文化表象第1部 労働概念の再定義(一八三〇年代アメリカと家事労働―キャサリン・マリア・セジウィックを中心に;チャリティ・ガール―二十世紀初頭の労働とジェンダー;占領地日本のセックス・ワーカーについて―語りと曖昧さをめぐる考察)第2部 人間の条件としての労働(みじめなものたちの明日―『風と共に去りぬ』における労働・パターナリズム・所有;技術と主体―『レミーのおいしいレストラン』に表象される労働;揺れる白人男性ブルーカラー労働者―「疎外」と「包摂」の間で;なぜぼくらは創造的な格差社会にいるのか?―DJに見る労働・創造・資本主義)第3部 自己言及する労働表象(太平洋という作業場―『タイピー』の中でせめぎあう贈与経済と市場経済;家内労働者という種族―生の境界とヘンリー・ジェイムズ;『ダンボ』と労働―ディズニーのニューディール表象;報われない「労働」―『マイ・フェア・レディ』における二種類の情動)
ポストモダン社会において「労働」は消滅したか?気鋭の論考11 篇が解き明かす、労働の新たな表象群……古典的な労働でも「アイデンティティの労働」でもない労働のかたちを、19世紀以降のアメリカ文化の諸表象に見出すことで、「労働」と「労働者」=人間を私たちの社会が紡ぎ出す物語の中心に再び据えようとする試み。「労働」と「労働者」の存在は、人間社会を考えるうえで中心となってきたし、今後も中心でありつづけるということを、本書を通して再認識してほしい。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
ポストモダン社会において「労働」は消滅したか?気鋭の論考11篇が解き明かす、労働の新たな表象群。
序 「労働」は消滅したか―合衆国における労働の文化表象
[日販商品データベースより]第1部 労働概念の再定義(一八三〇年代アメリカと家事労働―キャサリン・マリア・セジウィックを中心に;チャリティ・ガール―二十世紀初頭の労働とジェンダー;占領地日本のセックス・ワーカーについて―語りと曖昧さをめぐる考察)
第2部 人間の条件としての労働(みじめなものたちの明日―『風と共に去りぬ』における労働・パターナリズム・所有;技術と主体―『レミーのおいしいレストラン』に表象される労働;揺れる白人男性ブルーカラー労働者―「疎外」と「包摂」の間で;なぜぼくらは創造的な格差社会にいるのか?―DJに見る労働・創造・資本主義)
第3部 自己言及する労働表象(太平洋という作業場―『タイピー』の中でせめぎあう贈与経済と市場経済;家内労働者という種族―生の境界とヘンリー・ジェイムズ;『ダンボ』と労働―ディズニーのニューディール表象;報われない「労働」―『マイ・フェア・レディ』における二種類の情動)
ポストモダン社会において「労働」は消滅したか?
気鋭の論考11 篇が解き明かす、労働の新たな表象群……
古典的な労働でも「アイデンティティの労働」でもない
労働のかたちを、19世紀以降のアメリカ文化の諸表象に
見出すことで、「労働」と「労働者」=人間を
私たちの社会が紡ぎ出す物語の中心に再び据えようとする試み。
「労働」と「労働者」の存在は、
人間社会を考えるうえで中心となってきたし、
今後も中心でありつづけるということを、
本書を通して再認識してほしい。