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[BOOKデータベースより]
古典・準古典の数々を通し、怪奇幻想の真髄に触れていただきたい。本書は、自由な想像力が創りだす豊かな世界への、恰好の道案内となることだろう。(編者)
[日販商品データベースより]幻想文学史上、不動の名作を一望するアンソロジー、第二巻刊行!
一九七〇年代の名アンソロジー《怪奇幻想の文学》の編者、紀田順一郎・荒俣宏の監修のもと、古典的名作を新訳し、全六巻に集大成。怪奇幻想の真髄を伝えるアンソロジー・シリーズ。第二巻は「吸血鬼」をテーマに、ドイツ、ロシアの古典作品から「ドラキュラ」外伝を経てライバー、マシスンらのモダン・ホラーまで、小説で「妖魅の文学史」を一望する。
【収録作品】
K・A・フォン・ヴァクスマン「謎の男」/A・K・トルストイ「吸血鬼(ウプイリ)」/ブラム・ストーカー「ドラキュラの客」/イヴリル・ウォレル「夜の運河」/カール・ジャコビ「黒の啓示」/シーベリー・クイン「「クレア・ド・ルナ――月影」/フリッツ・ライバー「「飢えた目の女」/リチャード・マシスン「血の末裔」「白い絹のドレス」/ロバート・エイクマン「不十分な答え」/解説=下楠昌哉