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- 大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2018公式ガイドブック
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- 価格
- 1,324円(本体1,204円+税)
- 発行年月
- 2018年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784773818055
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[BOOKデータベースより]
TOPICS(現代を生きるヒントは、「中世」にある!企画展『2018年の“万丈記私記”』とは?;小林武史 交響組曲『円奏の彼方(Beyond The Circle)』―based on 柴田南雄「ゆく河の流れは絶えずして」 ほか)
[日販商品データベースより]芸術祭を見る 作品ガイド(信濃川・河岸段丘編;里山・土木編 ほか)
芸術祭を味わう(旅のインフォメーション;アートと「食べる」 ほか)
芸術祭を知る(里山とアートが導く地域の未来(関口芳史);国内外に誇る芸術祭へ(福武總一郎) ほか)
小さなモニターに詰まった情報と刺激で見飽きたはずの世界は、本当は予想もしない驚きに満ちている。
旅はそのことを気づかせてくれる。
まぶしいほどの太陽、その光と熱。
草木をざわめかせて風がよぎる、その音と匂い。
旅は自分を開く扉。
新潟県の南端、十日町市・津南町。
どこまでも連なる里山と、棚田の緑が、人を自然に還していく。
夏は太陽に圧され、冬は豪雪に埋もれるこの大地で、厳しい自然とともに生きてきた人間の、知恵と技術、思いと祈りが、田園に、森に、暮らしに、息づいている。
近代化の波は、この町に残酷だった。人は去り、または老いた。
けれども芸術が、越後妻有に新しい息吹を吹き込んだ。町には豊かな財産があふれていることを人々は知った。人々は芸術祭を待ちわびるようになった。
町に芸術が来てから、約20年。
そして今年、7回目の芸術祭を、越後妻有は迎える。
さあ、旅に出よう。
芸術と自然が共存する、美しい場所へ。
(本文より一部抜粋)
約380点にものぼるアートの中から、2018年の特色と注目作品などをわかりやすく紹介。廻りやすいルートに沿って、広大な地域を2つのパートに分け、7つのエリアごとに作品を紹介。オフィシャルツアーやセレクトバスツアーのほか、周辺エリアも含めたお食事処や宿など、この夏の越後妻有への旅に欠かせない情報をコンパクトにまとめた一冊。