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【2020年09月発売】
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【2020年09月発売】
[BOOKデータベースより]
第1部では、いくつかの研究分野でGISの入り口に向かおうとする学生や研究者に、執筆者それぞれの研究の過程で、なぜGISを利用することになったのか、実際に利用するなかでどのような問題や限界に直面したのか、各専門分野においてGISにはどのような意義があるのかなどが記述されている。第2部では、GISを実際に分析のツールとして利用した場合に、どのような研究成果が出るのか、GISによって得られた新たな知見を明確に記述。第3部では、GISを実際に利用する際に知っておくべき基本的な用語、手順、道具、考え方などについて解説している。
第1部 なぜGISを使うのか(新たなる問題の発見―歴史研究とGIS;ベースマップ作成と情報の地図化―地域研究とGIS;土地利用データ管理と活動データの収集―生態人類学とGIS;地域データベースの構築と利用―地理学とGIS;空間理解から字空間理解へ―情報とGIS)
[日販商品データベースより]第2部 GISを使った地域研究の実際(市場経済化する中国農村の土地利用変化;18・19世紀南インドの社会変化;1つの村の水稲収量図から社会の変化を読み取る―東南アジアの農業発展;中央アジアの動態を読む―GISによる地域研究の試み;19−20世紀ハノイの都市形成と変容;GISのインド下院選挙分析への適用)
第3部 GIS構築の基礎(ベースマップの準備と主題図作成;既存データの活用と空間分析;GISを効率よく利用するための知識)
人文社会系の研究者が地域研究を行うために、重要かつ有効な技術となりつつあるGIS。各分野においてGISを利用する意義と課題を実体験に基づいて述べ、アジアを中心にGISを使った地域研究の実際を紹介する。