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[BOOKデータベースより]
ビジネス倫理とは、完全に明確に定式化された原理に基づいて論理的に思考し、体系的に考えることを余儀なくされる領域なのである。当初は明らかに不正だと思える特定の行為が、道徳的に正当化される場合があることを、私たちは受け入れなくてはならない。前理論的な道徳的直観を明確にしようとしたり、正しいと感じることを主張したりして、もたもたしてはいけないのだ。資本主義にはさまざまな欠陥があるとはいえ、ビジネス倫理が取り組もうとする問題に真に関わるためには、資本主義が道徳的に許容可能であることを概括的に説明するところから着手せねばならない。(「序章」より)
第1章 日常の道徳とビジネスの倫理
[日販商品データベースより]第2章 資本主義は「道徳的」か
第3章 市場経済の正義を考える
第4章 市場経済は正当化できるか
第5章 なぜ人々は競争を不快に感じるのか
第6章 市場経済は最悪である―それ以外を除いては
第7章 市場のなかのルール
第8章 応用編―市場で許される不正直さ
第9章 企業はなぜ存在するのか
第10章 協力のオアシスとしての企業
第11章 なぜ会社の所有形態が重要なのか
第12章 企業倫理と職業倫理
第13章 応用編―雇用関係とは何か
第14章 検討すべき他の問題
第15章 結論
資本主義の本質に切り込み、ビジネス倫理の新地図を描く骨太の力作(安田洋祐)
ヒースのアプローチは、まさに「制度論的倫理学」と言ってよい(瀧澤弘和)
なぜ人々は資本主義=市場経済について倫理的に不快に感じ、批判するのか。そこには人間の集団行為に関する複雑な文脈が存在する。市場経済をめぐる正当性について議論と、市場競争のなかで重要な役割を果たす企業行動の是非について繊細に解きほぐしていく。ヒースの長年議論してきた「ビジネス倫理」についての壮大なヴィジョンが展開される。