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- タブローの「物語」
-
フランス近世絵画史入門
慶應義塾大学三田哲学会叢書
- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2020年10月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784766427097
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[BOOKデータベースより]
カンヴァスに描かれた絵画「タブロー」はいつどのようにはじまったのか。
序 「タブロー」の歴史
[日販商品データベースより]第1章 タブローの誕生
第2章 一七世紀フランスでの物語画としてのタブローの成立
第3章 物語画としてのタブローの理論化と展開
第4章 タブローの変質―「物語画」の変容
終章 「閉じられた窓」としてのタブローのその後
カンヴァスに描かれた「タブロー」はいつどのようにはじまったのか?
▼タブロー(tableau)とは、板あるいは画布に絵の具で描かれた、持ち運び可能のイメージを意味するフランス語で、現在の絵画形式の主流となっている。特定の場所に結びつかない独立性が特徴であり、その独立性を保つために枠(額縁)が用いられる。本書はタブローという観点から近世以降の西洋絵画の歴史を捉えなおし、そこに何が描かれてきたかを論じる。