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- 近代国際秩序形成と法
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価格:6,050円(本体5,500円+税)
【2023年06月発売】
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【2023年06月発売】
[BOOKデータベースより]
啓蒙期「知の巨人」たちは「国際法」とは無関係なのか。現在の一般的知識からは影となっている事実に焦点を当て、彼らの「法」「国家」「主権」理論を論理的に描き出す。国際法史研究の深化を問う最高水準の研究。
第1部 トマス・ホッブズ:「国際法の否定者」か(予備的考察:国際法(史)概説書におけるホッブズの位置付け;ホッブズの「法」理論;ホッブズの「国家」及び「主権」理論;ホッブズの「国家間関係」観;ホッブズの「国際法」認識:「『国際法』と自然法は同一」であることを中心に;第1部まとめ)
[日販商品データベースより]第2部 ライプニッツ:「失われた環」(予備的考察:国際法(史)概説書及び国際法史研究におけるライプニッツの位置付け;ライプニッツの「法」観念;ライプニッツの「国家」観念;ライプニッツの「主権」理論:“Suprematus”観念の分析を中心として;ライプニッツの「国際法」観念;第2部まとめ)
第3部 ルソー:「国際法」の構想とその挫折(予備的考察:国際法(史)概説書におけるルソーの位置付け;ルソーの「法」・「国家」理論の概要;ルソーの「国家間関係」観;ルソーの「国際法」理論;ルソーの論証方法と理論における問題点;第3部まとめ:「孤独な散歩者」の近代国際法学史上の地位)
▼我々の「負の国際法意識」を克服せよ。
啓蒙期「知の巨人」たちは「国際法」とは無関係なのか。現在の一般知識からは影となっている事実に焦点を当て、彼らの「法」「国家」「主権」理論を論理的に描き出す。
国際法史研究の深化を問う最高水準の研究。
本書の主題は、トマス・ホッブズ・ライプニッツ及びジャン=ジャック・ルソーの「法」「国家」「国際法」観念の考察である。
社会科学に関わる思想・理論史研究において、或る分野では高い評価を与えられ、重要な研究対象とされてきた思想家や著作家が、他の分野においては殆ど顧みられることがないままでいるという現象は決して稀なことではない。特定分野においてのみ研究対象として認識され、他の分野で看過されてきた思想家が論じた観念や理論が当該他の分野にとって実際に無意味なものであるならば、それは何らの問題も惹起しない。しかし、そのような観念や理論が無意味であるとの評価が一般的に共有された知識に基づく場合は、その評価自体が問題とされなければならない。
本書で対象とする3人の思想家について国際法学において生じている状況。これに著者は或る種の知的好奇心を抱き、事実に基づく論理的考察を開始する。その契機となった言葉が「負の国際法意識」なのである。