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[BOOKデータベースより]
折口信夫の生涯のテーマであった「日本文学の発生論」。日本人の心の始原の言葉とはなにか、文学を押し動かしてきた力とはなにか、を重層的に問い続けた折口の展開を、本『精選2』では「貴種流離譚」や「笑いの文学」、「源氏物語論」などの物語史とともにとらえるものである。
国文学の発生(第一稿)―呪言と叙事詩と
[日販商品データベースより]国文学の発生(第二稿)
国文学の発生(第四稿)―唱導的方面を中心として
小説戯曲文学における物語要素
日本文学の内容
笑ふ民族文学
日本の創意―源氏物語を知らぬ人々に寄す
反省の文学源氏物語
ものゝけ其他
折口信夫の最後の弟子が
後世に残す
折口信夫のエッセンス
生涯のテーマであった「日本文学の発生論」の展開
本シリーズは、折口信夫(1887年〜1953年) の学問研究および釈迢空の筆名で発表された詩歌の作品をも含めた、全著作からのアンソロジー。編者は、最後の弟子であり、歌人でもある岡野弘彦。以前から心に秘めていた師・折口信夫の精選の「詞華集」である。
折口は生涯に亘って何を求めたのか――。若い人々の篤い心で読まれることを企図している。
折口信夫の生涯のテーマであった「日本文学の発生論」。日本人の心の始原の言葉とはなにか、文学を押し動かしてきた力とはなにか、を重層的に問い続けた折口の展開を、本『精選U』では「貴種流離譚」や「笑いの文学」、「源氏物語論」などの物語史とともにとらえるものである。