- 日本会計史
-
慶應義塾大学出版会
友岡賛
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2018年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784766425468
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[BOOKデータベースより]
序章 日本の会計の通史
[日販商品データベースより]第1章 江戸時代における和式帳合
第2章 明治時代における洋式簿記の導入
第3章 明治時代における会計教育と会計学の黎明
第4章 会計学の発展と財務諸表準則の意義
第5章 会計プロフェッションの黎明
第6章 昭和時代における会計プロフェッションの逡巡
第7章 近代会計制度の成立
古来日本国中に於て、
学者は必ず貧乏なり、
金持は必ず無学なり
…故に学者の議論は高くして、口にはよく天下をも治ると云へども、一身の借金をば払うことを知らず。金持の金は沢山にして、或はこれを瓶に納て地に埋ることあれども、天下の経済を学て商売の法を遠大にすることを知らず。蓋し其由縁を尋るに、学者は自から高ぶりて以為らく、商売は士君子の業に非らずと、金持は自から賤しめて以為らく、商売に学問は不要なりとて、知る可きを知らず学ぶ可きを学ばずして、遂に此弊に陥りたるなり。何れも皆商売を軽蔑してこれを学問と思はざりし罪と云ふ可し。
(福澤諭吉(訳)『帳合之法』)
▼天下の事、会計より重きはなし
▼奈良時代の納税管理から江戸期・豪商たちが編み出した日本固有の帳合法を経て、明治期・西洋式複式簿記の受容、そして会計原則と監査制度をめぐる昭和期の挑戦と挫折…。経済と商業の変遷を背景に、会計制度・会計学の発展過程をたどった、初めての日本会計通史!