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[BOOKデータベースより]
叡智と洗練の饗宴。出版がもっとも光り輝いていた“あの時代”を、文学全集の書誌学的調査を通して詳細に描き出す。
第1章 王道―筑摩書房の日本文学全集の歴史
[日販商品データベースより]第2章 先駆―角川書店『昭和文学全集』の誕生
第3章 定番―新潮社『日本文学全集』の変化
第4章 現代―講談社『日本現代文学全集』とその前後
第5章 新進―集英社の『自選集』と『日本文学全集』
第6章 差異―中央公論社『日本の文学』と文藝春秋『現代日本文学館』
第7章 拡大―河出書房『現代文豪名作全集』以降
第8章 教養―学習研究社と旺文社の文学全集
▼叡智と洗練の饗宴
出版がもっとも光り輝いていた〈あの時代〉を、文学全集の書誌学的調査を通して詳細に描き出す。
六〇年代を中心に多くの文学全集が妍(けん)を競っていた頃、出版社は叡智を傾けて様々な企画を練っていた。時には一つの出版社が複数の企画を同時並行で実行するなど、読者にとっても様々な選択が可能であり、読書・文学・文化・教養等々にとって、これほど恵まれた時代もなかった。出版業界も利潤を追求する企業の側面を有しており、出版戦略の元に市場を意識した企画や出版がなされたことも間違いない。それらを含めて、この文化の時代を象徴する文学全集の類について、きちんと総括しておく必要があるのではないか。――本書「はじめに」より