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[BOOKデータベースより]
ソフィア=つながりの智恵。個でありながら、全てに開かれ、全てと共にあるような人の在り方を願い続けたロシア最大の哲学者、ソロヴィヨフ。生命の本質的一体性を看破し、それを“全一性”の思想として紡ぎ出した。19世紀末ロシアに輩出した宗教思想家たちの他者への共苦の精神を描き出し、現代の知のあり方への再考をうながす、清新な一冊。
第1章 ロシア的霊性(無神論体制下のロシア正教会;異なるものが切り離されず一体であること ほか)
[日販商品データベースより]第2章 ソロヴィヨフ非分離の精神(哲学者ソロヴィヨフ、その終焉の地から;その哲学的視点、非分離の精神 ほか)
第3章 「ソフィア」の理念とロシア・ソフィオロジー(ロシアにおけるソフィアの理念;ソロヴィヨフの全一体験 ほか)
第4章 ソロヴィヨフとトルストイ(『三つの会話』における無抵抗主義への批判;トルストイとソロヴィヨフ ほか)
第5章 全一的総合に向けて(主観性の優位、他性の回復;根底的変容への意欲 ほか)
「神の智恵=ソフィア」への独自の信仰を育んできたロシアにおいて、ソロヴィヨフが宗教哲学者として、その理念をいかに表現したか描き出す。ロシア宗教哲学者たちの、他者への共苦の精神に光を当てた清新な1冊。