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[BOOKデータベースより]
「理論の支えある実務」と「実務に生きる理論」。実務の世界には絶えず新たな法律問題が発生する。そしてこの実務上新たに生じた法律問題について、合理的かつ妥当な対応への指針を与えるのは、理論研究である。いま、実務と理論を架橋する。民事法実務の理論研究第1巻。
理論の支えある実務と実務に生きる理論
[日販商品データベースより]第1編 破産法実務の理論的課題(賃借人破産における原状回復請求権の法的性質;ファイナンシャルアドバイザリー会社の法的責任に関する考察―否認権行使の対象となった事業譲渡の助言をしたFAに対する破産管財人からの損害賠償請求の可否;破産管財人の情報提供努力義務;役員責任追及訴訟;預り金の破産財団帰属をめぐる信託的構成に関する考察)
第2編 濫用的会社分割をめぐる理論的課題(濫用的会社分割と民事再生手続;濫用的会社分割と破産法上の否認権―詐害行為取消権との対比からの考察;濫用的会社分割に関する改正提言)
第3編 民事再生法実務の理論的課題(再生債務者の法的地位と第三者性―公平誠実義務に基づく財産拘束の視点から;別除権協定の効力をめぐる考察;小規模個人再生手続における巻戻しと競売費用の法的性質)
「破産法実務と理論」「濫用的会社分割」「民事再生法実務と理論」をテーマに、実務から理論へ、理論からも解決法を提言する研究書。