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- 現代における人の国際移動
-
アジアの中の日本
慶應義塾大学東アジア研究所叢書
- 価格
- 6,600円(本体6,000円+税)
- 発行年月
- 2013年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784766419290
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[BOOKデータベースより]
少子高齢化に伴う労働力輸入は、日本を「移民政策なき多国籍社会」へと変貌させた。しかし、多文化を源泉とした豊かな社会への統合の道筋はいまだ見えない。本書は、詳細かつ多様な実証研究を基に地域社会の実態と課題を明らかにし、外国人住民との持続的な互恵関係を生み出す方途を、制度・政策・歴史・社会の諸側面から描き出す。
第1部 人の国際移動と日本(多文化社会の将来に向けて―ノルウェー事件と日本;近現代日本における外国人概念の変遷―明治初期から現在まで;現代日本における入国管理政策の課題と展望 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 アジアから日本へ(地域社会を通じて見た外国人技能実習制度―北海道稚内市の事例を中心に;「中国系」住民と日本人住民との「融合的コミュニティ」構築に向けて―京都府N団地自治会の取り組みを事例として;東アジア圏内で展開する中華系キリスト教―移動と宗教という観点から ほか)
第3部 比較の視点から考える日本(日本への中国国費留学生の進路選択―改革・開放初期の学部留学生へのインタビュー調査を通じて;台湾における多文化主義の変容―婚姻移民の増加と変容する「血」のメタファー;ニューヨーク市のコリアンタウンにおける民族関係の再構築―クイーンズ区フラッシング地区を事例に ほか)
「多文化共生社会」実現への針路とは。詳細かつ多様な実証研究を基に地域社会の実態と課題を明らかにし、外国人住民との持続的な互恵関係を生み出す方途を、制度・政策・歴史・社会の諸側面から描き出す。