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[BOOKデータベースより]
第一次大戦後、精神分析の理論的な言説が破綻していくプロセスの中に、同時代のイギリス・モダニズム文学が共有したテクスト性を読み解く。フロイトやメラニー・クラインによって提言された“死の欲動”という矛盾に満ちた概念が、T.S.エリオット、ヴァージニア・ウルフ、キャサリン・マンスフィールド、メイ・シンクレアらのラディカルな文学言語に反復することを明らかにする。「文学」と「精神文学」という学問的領域を撹乱する画期的な一冊。
破綻あるいは失敗の美学/倫理―イギリス・モダニズム文学と精神分析
[日販商品データベースより]第1部 ヴァージニア・ウルフ/歴史(欲動の美学化とその不満―『ダロウェイ夫人』と「快感原則の彼岸」;ラディカルな「内部」としての「外部」―『灯台へ』とメラニー・クライン)
第2部 ブルームズベリー/クライン/フロイト(「母」を巡るメタ心理学―ブルームズベリー、クライン、モダニズム;リットン・ストレイチーのクイア的自己成型―『エリザベスとエセックス』)
第3部 戦争/文学/メタ心理学(不在の戦争、あるいは享楽の反復―キャサリン・マンスフィールド「至福」;心に開いた生の傷―メイ・シンクレアの『ロマンティック』を読む;共同体とエロス、あるいは死の欲動の美学化―ウィリアムズ、エンプソン、フロイトの交錯点)
ラディカル・クライン
戦間期イギリス・モダニズム文学と精神分析の深い関係。
イギリス・モダニズム文学と精神分析が共有した言語的身振りと強度を「戦間期」という歴史的な視点を導入し読解する。それは「文学」と「精神分析」という学問的領域を攪乱することでもある。フロイトら、精神分析の言説が理論性を逸脱して破綻していくプロセスを注視し、同時代の文学言語と濃密に共振する様を描きだし、戦間期という歴史性との関わりを明らかにする。