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- 韓国・日本・「西洋」
-
その交錯と思想変容
日韓共同研究叢書 11
- 価格
- 4,950円(本体4,500円+税)
- 発行年月
- 2005年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784766411072
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[BOOKデータベースより]
「西洋」に直面する「アジア」と「東洋平和」。近代日韓の緊迫した思想のドラマ。
第1部 戦争と平和(韓国近代史における国際関係観念―伝統的な存在様式の変容過程を中心に;近代韓国の平和観念―「東洋平和」の理想と現実;韓日両国の西洋受容に関する比較研究―兪吉濬と福沢諭吉の国際政治観を中心に)
[日販商品データベースより]第2部 「アジア」と「東洋」(「アジア」概念の受容と変容―地理学から地政学へ;野党政治家、言論人の韓国観―「同化主義」との関連から;近代日本の歴史像と「朝鮮」;『独立新聞』における「自主独立」と「東洋」―近代朝鮮におけるアジアと脱亜)
第3部 紛争と統合(栗谷李珥の朋党論―比較朋党論史への一試論;「教」と陰謀―「国体」の一起源;明治東京と光武漢城(ソウル)―近代都市への指向性と改造成果の比較)
日韓両国における「アジア」「同化主義」「東洋平和」 の概念はいかに生じたか。大陸に直接接し、大陸の思想 と密接に連続していた韓国と、海に隔離され、大陸の文 化思想を選択的に受容してきた日本。両国の対照的な形 での歴史発展を踏まえ、19世紀半ば以降の日本と韓国を 中心として、変転する東アジアにおける文化・思想の問 題をさぐる。